DELL U2711の欠点
DELLのWQHD液晶ディスプレイ「U2711」をかれこれ数日使ってきて、幾つか気になる点が見えてきたのでツラツラと列挙しておきます。
その1. 入力切替が使いものにならない
これまで使っていたDELL「2407WFP-HC HAS」にはちゃんと入力切替ボタンが付いていたのに、U2711だとメニューから下っていかないといけないので、頻繁に切り替える用途には向きません。
さらに切替速度も緩慢なため、その点でも切り替えたいとは思いません(苦笑)。
入力端子は豊富なのに勿体無い・・・。
あと、OSDの「入力ンースのスキャン」という微妙な日本語もどうにかならなかったのでしょうか?
その2. PIPが無い
これまたDELL 2407WFP-HC HASとの比較になりますが、子画面(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能が付いておらず、画面を半々に分けて表示する、ピクチャー・バイ・ピクチャーにしか対応していません。
しかもPBPを使おうにも相変わらず専用ボタンが付いていないので、気軽に使える機能ではないというのもネックですが・・・。
その3. 適当な壁紙が見当たらない
最近だとWUXGAやフルHDサイズの壁紙ならゴロゴロしていますが、WQHDサイズのものとなると絶望的です。
とはいえ、ディスプレイ上はウィンドウだらけな使い方をしているので、壁紙が見られるのは起動直後だけですが(爆)。
上記以外ですと、既に記事に書きましたが、ビデオカードの選択も一つネックになりますね。
シングルで使っている分には今時のローエンドビデオカードで何ら問題ないと思いますが、デュアルディスプレイをしようとした場合にハマるかもしれません。まぁ最悪、ビデオカードの2枚刺しで対処出来なくはないと思いますが、それでもそこそこ新しめのやつでないと厳しいかも知れません。
そんな訳で入力切替まわりで不満はありますが、このサイズで6万円、というのはコストパフォーマンス面では最強レベルだと思うので、十分許せる範囲だとは思います。
ちなみに、ギラ粒については相変わらずで、ギラギラツブツブしています(苦笑。
もっとも、DELLとLGパネルのコラボは2001FP HAS時代からのお付き合いなので、いい加減慣れましたが。
ただ、U2711が初のDELL製品、という人はビビるに違いないと断言出来ます。