VMwareの中からUSB液晶ディスプレイを使う

余剰となったLCD-8000Uの使い道が無いものかと考えた結果、VMwareの出力端末として利用してみることにしました。

取りあえず何も考えずにVMware Serverが動いているWindows Server 2008マシンに挿してみたところ、VMware Infrastructure Web AccessのUSBデバイス一覧にLCD-8000Uが登場。

メニューからLCD-8000Uを有効にしてやると、仮想PC上で動いているWindowsXPでLCD-8000Uのドライバインストーラーが立ちあがりました。

「こいつ、動くぞ」と軽い驚きを持ちながらセットアップを開始したのですが、残念ながら異常終了。

やはりこんなイレギュラーな使い方はダメなのかと諦めつつよくよくエラーの内容を見ていると、「VGAドライバをインストールしなさい」とのメッセージが。

そういえばVMware Toolsを入れていなかったことを思い出したので早速インストール。

再度LCD-8000Uを繋いでみると、今度はセットアップが無事終了。

おもむろにミラーモードにしてみると・・・・・・・映った!

そしてVMware Remote Console上でマウス操作をすると、LCD-8000U側でもきちんと追従しています。

これはひょっとして、入力デバイスを用意すれば仮想PCがあたかも実PCのごとく使えるんじゃないか?と思ってUSBキーボード&マウスを繋いで見たところ、こちらは残念ながら認識せず・・・。

仕方が無いのでUSB機器がネットワーク経由で使えるようになるアイ・オー・データの「ETG-DS/US」にUSBマウス&キーボードを繋ぎ、仮想PC内から接続してみると今度はちゃんと動作しました。

おー、使い勝手は普通のPCそのものだ。

液晶ディスプレイがSVGAと小型ではありますが、遅延を全く感じないので十分実用的です。

うーむ、これはちょっといいかもしれない・・・。