無線LANでファイルが自動的に転送されるSDカードを試してみた

ニコンのCOOLPIX P60はSDカードを抜き差しするために電池ケースの蓋を開ける必要があり、その度に電池が飛び出るのが鬱陶しいなぁと思っていたのですが、無線LAN機能付き2GB SDカード「Eye-Fi Share」が7,980円@AMAZONと特価で出ていたので買ってみました。

このEye-Fi Share、見た目はSDカードそのままで、よくこのスペースに通信モジュールを内蔵したものだと感心してしまいます。

ちなみに使い方は非常に簡単で、

 

  1. SDカードをパソコンに挿す
  2. セットアップ画面が立ち上がるのでそれに従ってインストール

 

するだけで設定完了しました。

ただ途中で無線LANのアクセスポイントへの接続に行くのですが、アクセスポイント側でMACアドレス制限を掛けている場合はEye-Fi Share のMACアドレスを調べないといけないので注意が必要です。

最初、本体か外箱にMACアドレスが書かれているのかと思って調べてみたものの見つからず、本家のWebサイトでFAQを探してみたところ「付属のユーティリティで見られるよ(英語)」とのこと。そこでタスクバーでユーティリティのアイコンを右クリックメニューで開いてみたところ、確かにMACアドレスが表示されていました。

セットアップ画面は全て日本語化されていて迷うことはありえないと思うのですが、MACアドレスの調べ方はよく使う手順だと思うので、これくらいは日本語化しておいた方がいいのではないでしょうか?

さて実際に使ってみた感じですが、サクサクとはいきませんが、ストレス無くファイル転送される感じです。

初期状態ではWebへアップロードされる設定になっているので、私はPCへ転送するよう設定を変更して使用していますが、撮影後数秒で転送が始まり、約1MBの画像ファイルを送り終わるまでにトータルで10秒かかるかどうかといったレベルです。

これぐらいのレスポンスならば実用上困ることはないと思いますが、少々気をつけないといけないのは、転送後もファイルはSDカードに残り続けることでしょうか。調子に乗って高画質ファイルをバンバン撮影していると2GBの容量を使い切ってしまう恐れがあります。

あと気になったのは、外箱にちょっとしたギミックが仕込まれていて、取扱説明書が格納されている側を横に引き出すと、反対側からSDカードリーダーとSDカード本体がムニョっと飛び出る仕組みになっています。そんなところに手間をかける位ならもっと値段を安くしろと言いたい所ですが。