Core i7でグリスの大切さを知る
設定を全く変えていないのにこれまで通っていたCore i7 920@3.8GHzが動かなくなったので、てっきり気温が高いせいだとばかり思っていましたが、クーラーをつけてもダメというのは流石におかしいだろうということでグリスを塗りなおしたら思いっきり改善。
というか、これまですぐ死んでいた4.0GHz設定でも普通に動いてしまい愕然としています。(欲張って4.2GHzを狙ったらBIOS画面すら出ませんでしたが)
過去に爆熱CPUを使ったオーバークロック経験があまりないのでグリスはそこら辺に転がっているものを適当に使っていましたが、Core i7のように100℃が普通に出るようなCPUだとグリスもきちんと選ばないとダメですね・・・。
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ぶりき
グリスは本来、CPU表面とクーラーの間にできる「僅かな隙間」を、空気よりもマシな熱伝導率の物質で埋めるために使います。
したがって通常は、グリスは手などで塗ったあと、カッターナイフの刃など水平が綺麗に出ているもので「こそぎ落とし」てからクーラーとCPUをくっつけることで、最大限の効果を発揮できます。
熱伝導率のより良いグリスに変えて冷却がまともになったということから考えると、いままでべったりとクーラーとCPUの間にグリスの層を作るほど塗りたくっていたのが原因ではないでしょうか?
変えるべきはグリスではなく、塗り方かもしれません。
では、よい散財を。
ぽぽろからぶりきへの返信
おっしゃるとおり、グリスの熱伝導率自体は大したことないので塗り方は重要だと思います。
グリスを付ける際、グリス用のヘラで延ばして塗るというスタイルは以前から変えていないのですが、
・イマイチだった方のグリスは妙に水っぽくてベチャベチャする
・塗りなおした方のグリスは結構固めなんだけれどもヘラで塗っても良く伸びる
感じだったので、今回は熱伝導率云々もさることながら、塗りやすさからくる塗布の適切さでも違いが出た気がします。
その点でも安物グリスはやはり安物、ということなのでしょうか。