RDT232WM-Zファーストインプレッション
ダンボールを開梱一番、スタンドの安っぽさに萎える・・・。
スタンドの高さを変えることの出来ないIO-DATA LCD-DTV222XBRと比べればマシですが、高さを変えるためにはレゴブロックよろしくプラスチックのブロックを継ぎ足していく方式で、手で前後に押すと曲がってしまような強度です。
機能てんこ盛りとはいえ、日本メーカー&5万円オーバーの液晶でこれとは・・・。安いが命のDELLの液晶方がよっぽどしっかりしています。
そして高さ調節の仕組みがこんななので、回転に対応しているはずも無く、角度調節のみの対応です。
もっともTNパネルとは言え色変化は少なめなので、そんなに頻繁に角度調節することはないでしょうから、まぁ許容範囲内でしょうか?
そんな訳でスタンド部分は非常に不満ですが、それ以外については概ね満足です。
まず、この機種の一番のウリである倍速モードについては、確かに効果アリです。
完璧、とは言えませんが、スクロールの追従具合は、ノーマル状態と比較すると確実にカクカクが低減しています。
不思議なのは、倍速モードの効き具合を強にするよりも弱にした方が見た目が良いことがあり、ソースによって得意・不得意があるっぽいですね。
超解像については正直微妙で、アニメなんかだと効きすぎてしまって、主線がかえってギザギザが目立つような場合がありました。まぁこれについて効き具合を都度調節すれば良いのでしょうが、毎回設定メニューから調節するのはそれはそれで面倒なので、取りあえずは子画面内だけ有効にして、HDDレコーダーからの画像はそこに表示するようにしています。
その他の部分で気が利いているのは、親画面をDVI接続、子画面をHDMI接続という組み合わせが出来る点でしょうか?
今時だとこの組み合わせで使いたい人が多いと思うのですが、意外と対応していない機種が多いので、ここは高評価です。
そんなわけでお気に入り度は今のことろは70点くらいといったところですが、動画メインの人にとっては、倍速モードというのはかなり訴求ポイントが高いと思うので、今の値段で納得が行くならば買っても損はないと思います。
もっとも、今回は48,800円からさらに10%ポイント還元で購入出来たからこその評価ですが、これが50,000円だと言われると、もうちょっとしっかりした作りにして欲しいですね。
主にスタンドとかスタンドとかスタンドとか・・・。