talking SIMでiモード.netモバイルアプリが動く不思議
iモードメールをiモード端末以外で読む方法として、
- iモード.net(PCサイト)
- iモード.net(モバイルモード)
- iモード.net モバイルアプリ
の3通りの手段が用意されています。
このうち、1と2についてはブラウザ経由で見る方法なので、閲覧に対して特に縛りはないのですが、新着メールをすぐに確認できないというデメリットがあります。
一方、3のモバイルアプリはその名の通りスマートフォン用のアプリケーションなため、プッシュメールにも対応しており、iモード端末を使った場合と遜色ない速さでメールを受信することが出来ます。
「それならばスマートフォン使いの場合、モバイルアプリ一択じゃないか」と思うのが普通ですが、モバイルアプリは自回線のiモードメールは受信できず、他回線のもののみ受信可能という制約があるため、ドコモと1回線しか契約していない人はモバイルアプリを使うことが出来ません。
もっとも、この9月から始まったspモードを使えば、iモードメールをスマートフォンで読み書きすることが出来るので、敢えてiモード.netを使う必要はないので、この縛りは大した問題にはならなくなってきていますが。
ところが私の場合、
- 普段使いのT-01Aは日本通信のtalking SIM
- T-01Aを買うため止む無く契約したFOMA回線はN-06Aに挿してほぼ放置状態
という形のため、talking SIMを挿した状態でspモードが使えるはずもなく、iモードメールを使うためには、iモード.net モバイルモードに頼らざるをえない、と思っていました、が、試してみるものですね・・・。
talking SIMを挿した状態でiモード.netモバイルアプリを立ち上げてみたところ、普通にiモードメールが送受信出来るようになりました。
モバイルアプリを使うためには、
- iモード端末側でモバイルアプリを動かしたいスマートフォンの電話番号を登録
- スマートフォン側はモバイルアプリからiモード.netへログイン
すればいいのですが、このスマートフォンの電話番号は別にドコモの電話番号でなくても良いらしく、talking SIMの電話番号が問題なく登録可能でした。
ドコモのことだから当然、電話番号チェックをしてくるに違いないと予想していましたが、思わぬところに穴が空いていましたね。
もっとも、モバイルアプリは端末ごとに用意されているので、ドコモ非公認のスマートフォンでは動かないことから、そんなとこまで気にしていなかったというのが真相なのかもしれませんが。
まぁ何にせよ、これは間違いなくドコモ想定外な使い方だと思うので、いつ対策を取られても良いような心構えは必要でしょうね。
ちなみに先に書いたとおり、現在はspモードがあるので、ここまでしなくてもスマートフォンでiモードメールは使えるのですが、talking SIMとFOMA回線を併用した場合、コスト面で大きなメリットがあるので、私としてはこの方法をしばらく試してみたいと思います。
実際、どれくらいコストが違うのかはまた次の機会にでも。