東芝NB100/HFにSplashtop OSをインストールしてみた
残念ながらVAIO Type Pでは動作しなかったため、東芝のネットブック「NB100/HF」へインストールしてみたところ、今度は無事起動しました。
こうゆう原因不明の状況では、枯れまくりな945GSEを使用しているAtomプラットフォームの方が何かと安心です。
それに引き換えAtom ZシリーズはWindows以外だと全くダメですね。
いやまぁWindowsで使っても決してイケてはいませんが(苦笑。
それはさておき、Splashtopの使用感ですが、起動は流石に速いです。
ウチのNB100はシステムドライブがSSDですが、OS起動メニューでSplashtopを選択後、おおよそ10秒以内には使用可能な状態になります。
内蔵ブラウザはGoogle Chromeそのものなので、ブラウジングも快適で、Windowsの無線LAN設定もそのまま引き継いでくれることから、まさにネットブックとして活躍してくれること請け合いです。
ただちょっと気になるのはIMEの起動ショートカットがUNiXではお馴染みのCtrl+スペースキーなため、Windows畑の人は戸惑うでしょうねぇ・・・。
あとこれはNB100側の問題ですが、タッチパッドの感度が敏感すぎるので操作しにくいという欠点もあります。
これがもしWindowsだったら当然タッチパッドの調整ツールが付属しているところですが、Splashtopにはそのようなものがあるはずもなく、我慢して使う他ありません。
そんな訳で高速起動は非常に魅力的ですが、操作性の部分で難有りなのと、Atom Zのように低消費電力だが非力な環境でこそ活きるOSなのに動かないというジレンマがもどかしいです。
恐らくVGAドライバさえどうにかなればAtom Z環境でも動くと思うので、メーカーの方も是非精力的に対応していただきたいところですね。