メモリの3枚刺しは2枚刺しより遅いのか試してみた
X58チップセットなど一部の例外を除き、長いことメモリは2枚ずつ増設するのが当たり前でしたが、PhenomのUngangedモードならシングルチャネルみたいなものだから大差ないのではないかと思ってベンチマークしてみました。
テスト環境はGangedモードとUngangedモードの違いを調べた際と同一で、テスト内容についても同様に
- RAMディスクに対するCrystalDiskMark
- TVMW5でx264エンコード
で比較してみました。
■Dataram RAMDiskで作ったRAMディスクに対してCrystalDiskMark

Ungangedモード(2枚挿し)

Gangedモード(2枚挿し)

Ungangedモード(3枚挿し)

Gangedモード(3枚挿し)
■TMPGEnv Video Mastering Works5でx264エンコード
2枚挿し | Ungangedモード | 4分28秒 |
Gangedモード | 4分22秒 | |
3枚挿し | Ungangedモード | 4分22秒 |
Gangedモード | 4分22秒 |
これはまた何とも言いがたい結果が得られてしまいました・・・。
2枚挿しだとGangedモードとUngangedモードの間には確かな差があったのですが、3枚挿しだとどっちもどっちというか、本当にUngangedモードで動いているのか怪しい感じに(苦笑。
ここら辺は何となくマザーボードの特性じゃないかという気もしますが、少なくとも我が家の環境下においては3枚挿しによる明確なデメリットは見当たらないので、少しでもメモリが必要だということならば、偶数単位にこだわらず、挿したいようにさせばいいみたいです。