RAID5+0 vs RAID0+5
RAID0を構築したARC-1210の二枚差しで1GB/sを達成できることが分かったので、今度はRAID5を試してみました。
ハードウェア構成は前回と同じくRAIDカードにAreca ARC-1210を2枚、HDDにWD800AAJSを8台利用。
まずはARC-1210一枚につきHDD4台からなるRAID5ボリュームを1つずつ構築し、それをWindows Server 2003でストライピングした結果が以下。


ハードウェア構成は前回と同じくRAIDカードにAreca ARC-1210を2枚、HDDにWD800AAJSを8台利用。
まずはARC-1210一枚につきHDD4台からなるRAID5ボリュームを1つずつ構築し、それをWindows Server 2003でストライピングした結果が以下。


100MBの結果はRAID0でストライプを組んだときとほぼ変わらずで、RAIDカードのキャッシュ性能がそのまま出ています。1000MBの方はキャッシュの影響を受けず本来の性能が出ていると思いますが、RAID0より劣化してはいるものの思ったよりも性能低下していない感じです。
次にHDD2台ずつでRAID0のボリュームをARC-1210一枚につき2組、計4個作成し、それをWindows Server 2003でRAID5にまとめてみた結果が以下。

ん~、E8500@3.8GHzのCPUパワーをもってしてもソフトウェアRAID5はキツイのか、ARC-1210でRAID5を組んだほうが速い模様です。
こうしてみると、ARC-1210でRAID5を組んで、それをOSでソフトウェアストライピングというのは比較的安全性も高く、性能も意外と良好と、これならば常用に耐えられそうですね。
次にHDD2台ずつでRAID0のボリュームをARC-1210一枚につき2組、計4個作成し、それをWindows Server 2003でRAID5にまとめてみた結果が以下。


こうしてみると、ARC-1210でRAID5を組んで、それをOSでソフトウェアストライピングというのは比較的安全性も高く、性能も意外と良好と、これならば常用に耐えられそうですね。