4.0GHzの壁は高く、そして険しい

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Core i7のオーバークロックをして分かったこと。

  1. クロックを上げても発熱量は意外と上がらない
  2. Vcoreを上げると発熱量(と消費電力)が一気に上がる
  3. Hyper TransportThreading(素で書き間違えた・・・orz)をOFFにすると発熱量は減る、けどVcoreを下げる方が効果的
  4. 稼働Core数を減らすと少しだけ耐性が上がる

ウチの構成の場合、3.8GHzまでならばVcore1.35Vで負荷をかけても80℃で落ち着いてくれますが、3.9GHzまで上げるとVcoreも1.5Vまで上げる必要があり、そうするとコア温度が100℃に達してアボン。

HTをOFFにすればVcore1.35Vでも3.94GHzが拝めますが、4.0GHzにした途端フリーズ。あと60MHzくらいオマケしてくれてもいいのにねぇ・・・(苦笑)。

結局、Core数を2に減らしVcoreも1.4Vまで上げることで4.0GHzをキープすることが出来ました。(なおCore数を1にしても4.1GHzは達成できず)

ただHTはOFFにするわコア数は減らすわと、Core i7の売りをことごとく捨てているので、「オーバークロックに成功しました」と胸を張れないのが心苦しいところです。

まぁ今回のCore i7機作成の主目的が、シングルスレッドアプリケーションの最高峰「らぶデス3」を快適にプレーすることにあるので、正直、コア数もHyperTransportThreadingのON/OFFもどうでも良かったりしますが。

いっそ、Dual CoreのCore i6とか出してくれたらいいのになぁ・・・。

ちなみにらぶデス3は、「キビキビ動かすには6GHzで動作するCPUが必要ではないか」と言われるほど酷い凄いプログラマーの手によって作られたゲームです。

 

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