ワイヤレスキーボード対応のKVMを探すのは意外と難しい

ちょっと離れた場所にあるテスト用PCや仮組みしたPCを操作するのに、トラックボール付きのワイヤレスキーボードは大変便利なのですが、これに対応したキーボード切り替え器が中々見つからず苦労しました。

ポインティングデバイスの付いたキーボードの場合、1つのUSB接続端子でポインティングデバイスとキーボードの両方を賄うのがほとんどだと思いますが、このワイヤレスキーボードも多分にもれず無線親機を内蔵した1個のUSBドングルでキーボードとトラックボールの両方が使えるようになっていて、これが仇となってしまっている様子。

結局、

  1. RATOC REX-220CXD(DVI接続・PS/2&USBのクロスインターフェース対応)
  2. RATOC REX-220CUD(DVI接続・USB接続)
  3. ATEN CS-1732(D-SUB接続・USB接続・USBハブ付)

と渡り歩いて、ようやく3台目でちゃんと動作する製品にめぐり合えました。

 

最初に試したREX-220CXDは、キーボードはPS/2、マウスはUSBで接続するタイプなのですが、これをUSB端子に繋げると全く認識せず。

次に試したREX-220CUDは、トラックボールは使えるのにキーボードは使えないという中途半端な対応でやはりダメ。

仕方が無いのでキーボード・マウスのエミュレーション機能を搭載しているというATENのものを購入し、USBドングルをKVM前面のコネクタに差してみたところ、Windowsインストール後の動作は問題ないものの、OSインストール中はキーボード・トラックボールともに見失う始末。ただ、背面のUSBハブの方に繋げばちゃんと認識してくれるので取りあえずはこれで行くことに。もっとも、折角のエミュレーション機能は完全に無駄になってしまいますが・・・。

そんな訳でポインティングデバイス内蔵のキーボードをKVMで使いたい人は、USBハブ付きの製品を買えばいいんじゃないかなぁ?、というのが総額2万円近くかけてようやく分かった法則でした。

・・・orz

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