VAIO Type UXにWindows 7 Starterを入れてみた

VAIO VGN-UX90SにLinuxをインストールしようとして挫折してしまったため、今度はWindows7をインストールしてみることに。

ただモバイルPCにUltimateとかの重量級エディションをインストールしても仕方が無いので、ここはひとつネットブック向けという触れ込みのStarterをチョイスしてみました。

Linuxで四苦八苦したのとは対照的に、インストールはとてもスムーズに進み、ほとんどのデバイスがOS標準ドライバもしくはWindows Updateで賄うことができました。

特に指紋認証のドライバが用意されていたのは意外でした。しかも標準ドライバで指紋認証によるログインにも対応しているとは・・・。

そんな訳で、最終的に「ほかのデバイス」としてドライバの当たらなかったものは

  • CXD9192 Controller
  • 大容量記憶域コントローラー
  • 不明なデバイス

の3つだけという、非常に優秀な結果に。

XD9192はワンセグチューナーらしいですが、他に動いていないデバイスはメモリースティックとHOLDスイッチなので、それぞれ大容量記憶域コントローラーと不明なデバイスに相当しているようです。

ワンセグは全く使わないし、メモリースティックについても最悪このまま使えなくてもUSBメモリとかでどうにか代用可能ですが、HOLDスイッチは電車の乗り換え時など一時的に画面をOFFにしたい時に重宝していたので、少々困りますね。

一日も早くSONYから対応ドライバーが出ることを期待しています。

ちなみにWindows7 Starterの使い勝手ですが、SSDモデルとは言えCeleron M 423@1.06GHzにメモリ512MBという貧弱スペックでも十分実用的です。

ウイルス対策ソフトとしてAVGをインストールし、Firefoxを立ち上げた状態でのメモリ使用量は400MB前後を行ったり来たりという感じなので、ヘビーな使い方をしない限りはスワップ発生しまくりということもないと思います。

普通のWindows7とStarterの違いは、アプリケーションの起動制限がなくなった今、壁紙が設定できないのとAeroが使えない位なので、画面が狭くて全画面表示が基本でチップセットがAero非対応なネットブックならば問題にはならないでしょう。

これならばWindows7 Starter搭載のネットブックだとしても全力で回避する必要はなさそうですね。