DR. DAC2 DXのオペアンプ交換パート2

前回、DR. DAC2 DXのオペアンプをMUSES8820へ全交換したところ、改善の兆しは見られたものの、手放しでは褒められないという微妙な結果に終わってしまったため、再度オペアンプを交換してみました。

ただ、やみくもに取っ換え引っ換えしていたら時間がいくらあっても足らないので、ネットでの評判を参考に

  • FDO前段: LT1364×2
  • FDO後段: LT1028×2 with シングル-デュアル変換基板

は固定して、ヘッドフォン出力を色々差し替える作戦に出てみました。

その結果、

  • LT1498・・・ 高音がイガイガして美しくない。5点
  • MUSES8820・・・スッキリクッキリで嫌味がない音。8点
  • OPA2228・・・どこまでも広がる高音んっっっ。10点!

ってな感じで、OPA2228の圧勝でした、というか、OPA2228だけ異次元の音がします。

ここまで大差をつけられてしまうと、MUSES8820なんて使ってられませんね(苦笑。

そんな訳で、ヘッドフォン向け構成はこれで当確マークが出たのですが、LINE出力の方にちょっと問題が。

HPAとして圧倒的な威力を発揮したOPA2228をLINE側にも載せてみたのですが、これをスピーカー経由で聴いてみたところ、音が広がるというよりも発散、というか拡散してしまって、全く逆効果でした・・・。

LINE出力との兼ね合いも考えると、もう少し調整が必要なようです。