スリムケースでオーバークロック

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本気でオーバークロックしたいならスリムケースという選択肢は有り得ない気がしますが、逆にスリムケースでもそこそこオーバークロック出来るならそれに越したことはないよなぁ、という訳で、先日紹介しましたCore i5-650搭載のエンコード用PCでオーバークロックを試してみました。

まずは感じを掴むため、GIGABYTE製マザーに付属のユーティリティ「EasyTune6」を使い、Quick Boostモードで3.6GHz(BCLK=150MHz)を選んでみた、

easytune6_setting.png

したつもりでしたが、表示されたクロック数は3.75GH・・・?

easytune6_cpu.png

「あぁ、Turbo Boostの分、倍率が上積みされているのね」ということに気づくののしばし時間を要しましたが、結果オーライ。3.75GHzでも問題ないことが分かりました。

CPU温度についても、クーラーに低背で普通サイズなXIGMATEK Durin D982を使っている割に、負荷時で57℃前後に抑えられているのは意外でした。

これならばまだまだ行けるんじゃないかということで、お次は3.8GHz(BCLK=200MHz)を選んでみたのですが、こちらは動作こそすれ、CPU温度が78℃前後とちょっとヤバ目な感じだったので今回は断念しました。

もっとも、HW Monitorを見たところ、1.3Vちょい電圧が盛られていたので、ここら辺を調整すればまだまだ行けるんじゃないかという気もしますが、明らかにオーバークロック向きでないこの構成で、そんなに無理してもなぁという訳で、3.75GHz設定で行くことにします。