EFIはBIOSじゃないからFirmware Updateと呼ぶのか
Sandy Bridge対応マザーではGIGABYTEを除くほとんどのメーカーでBIOSの代わりにEFIを導入しているので、今後はEFIが主流となっていくのは確実ですが、LGA1156マザーであるIntel S3420GPLCもEFI対応なので、今後の練習という意味も込めてEFIのアップデートを試してみることに。
最新版をダウンロードしてまず気になったのが、EFIではBIOSアップデートならぬFirmwareアップデートと呼ぶ点。
マザーボードのFirmwareを更新、と言われると何か違和感がありますが、まぁそのうち慣れるのでしょうかね。
そしてFirmwareのアップデート方法もDOSから起動ではなく、EFI Shellなる内蔵のコマンドライントからシェルスクリプトを実行する形になっていて、これまた不思議な感じがします。
なお、アップデート手順は、
- アップデートファイルをUSBメモリにコピー
- EFI Shellから起動するようBIOS(じゃないか・・・)の起動順序を変更
- EFI Shellが起動したら
shell> fs0:
でカレントドライブをUSBメモリへ変更 - fs0:> のプロンプトが表示されたら startup でアップデートプログラム起動
という感じでした。
ちなみにEFI Shellでは「ls(あるいはdir)」とか「cd」とかお馴染みのコマンドが使えるので、ホント、これまでのBIOSとは概念からして全く異なります。
しかし、他のメーカーのEFI Firmwareのアップデート手順もこんな感じになるのでしょうか?
だとしたらBIOSアップデートよりもさらにハードルが上がった感がありますね・・・。