BUFFALO SSD-N128S/Mでバッファローツールズを使う
手元にあるRealSSD C300 128GBのうち1台はCrucialのパッケージですが、もう1台は滅多にお目にかかることのないBUFFALOのリテール品「SSD-N128S/M」になります。
BUFFALOのSSDはバッファローツールズなるユーティリティソフトが使えるので、折角だからという訳でダウンロードしてみました。
このバッファローツールズというのは、
- TurboPC・・・パソコンを高速化
- TurboCopy・・・ファイルコピーを高速化
- Backup Utility・・・バックアップが短時間
- RAMDISK Utility・・・メモリーが超高速ドライブに変身
- eco Manager・・・省エネで家計にやさしい
- Eject Utility・・・簡単操作で周辺機器を取り外し
(以上、公式発表)といった、各種ツールの詰め合わせになります。
売り文句はバッファローの主張をそのまま載せていますが、私的に興味が有るのはTurboPCとRAMDISK Utilityなので、この2つの機能について試用してみました。
なおこのツールはバッファロー製品専用のため、ダウンロード時には製品のシリアル番号(SSDのシリアル番号とは別にバッファローのシリアル番号が貼られている)が必要で、使用時も該当製品がパソコンに接続されている必要があります。
今回、対象商品であるSSD-N128S/Mも中身こそRealSSD C300ですが、型番はCrucialのモデルと微妙に異なり、
- Crucial CTFDDAC128MAG-1G1
- BUFFALO MTFDDAC128MAG-1G1
のように1文字違いとなっています。
ちなみに、BUFFALOの頭文字がMなのは、旧名称であるMELCOのMに依るものなのかと思いきや、MicronのMみたいです。
なぜなら型番シールに思いっきり「Micron」と書かれているので(苦笑。
もしCrucial以外のRealSSDはみなMicron扱いということなら、CFDのCSSD-S6M128NMQも頭文字がMで、バッファローツールズが使えたりするのでしょうか?
まぁバッファローのシリアル番号が貼られていないので、そもそもダウンロード出来ないですが。
さて、それではバッファローツールズの効果の程をCrystalDiskMarkで見てみようを思います。
テスト機
CPU: Core i7-860
メモリ: SanMax SMD-4G68HP-10F DDR3-
VGA: 玄人志向 RH3470-E256HW/HS RADEON HD3470 256MB
SSD: msi Star-USB3/SATA6&RealSSD C300 128GB
- RAMDISK Utility
- ノーマル状態(RealSSD C300 128GB、msi Star-USB3/SATA6に接続)
- TurboPC有り(テストサイズ500MB)
- TurboPC有り(テストサイズ1GB)
- TurboPC有り(テストサイズ2GB)
まずRAMDISK Utilityの方はもう流石としか言いようのないスコアですね。
バッファローツールズのRAMディスクはOS管理外領域も使えるので、今回もWindows7 32bit版を使いながら8GBメモリを搭載しているPCにおいて、未使用領域の4GBを有効活用出来ています。
一方のTurboPCは、512MBまでの領域をディスクキャッシュとして使うことが出来るとのことで、今回は上限一杯まで割り当ててみましたが、テストデータが完全にキャッシュされている500MBの結果が爆速なのは当然として、1GBや2GBの場合もそれなりに速くなっているのには驚きました。
この手のソフトはキャッシュからデータが溢れた途端、ただの人になるというのが通説でしたが、TurboPCは中々優秀ですね。
これならばインストールする価値はありそうです。
ただ、バッファローツールズをインストールした後、OSの起動が目に見えて遅くなったのはいただけません。
RAMDISK Utilityとか、今までやっていなかった作業が新たに増えたので、ある程度は仕方ないにせよ、体感できるほどに遅いというのはどうなんでしょうか?
私は普段、電源を落とさずスリープを使って運用しているので、起動が遅くなっても大して影響は受けませんが、気分のいいものではないですね・・・。