TMPGEnc Video Mastering Works 5にはPhenom II X6が向いているっポイ

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発売後間もない頃に買った「TMPGEnc Video Mastering Works 5」が未だ放置中だったのを思い出したので、新エンコードPCのパーツ選定も兼ねてベンチマークをすることに。

幸い、Xeon X3460(≒Core i7 860)とPhenom II X6 1100Tという価格帯の近いCPUが遊んでいる状態だったので、今回は以下の構成で比較してみました。

  • Intel組
    • CPU: Xeon X3460 
    • マザーボード: Intel S3420GPLC
    • メモリ: DDR3-1066MHz 2GB×2
    • VGA: オンボード(Matrox G200e相当)
    • SSD: RealSSD C300 128GB
    • OS: Windows 7 Professional SP1 x64
  • AMD組
    • CPU: Phenom II X6 1100T
    • マザーボード: MSI 890GXM-G65
    • メモリ: DDR3-1333MHz 2GB×2
    • VGA: オンボード(Radeon HD4290)
    • SSD: RealSSD C300 128GB
    • OS: Windows 7 Professional SP1 x64


ソースとして「すきま桜とうその都会」のOPデモ(1024x576ドット、2分36秒のMpeg形式)を用意。

こちらを

  • 映像エンコーダ: x264
  • レート調整モード: VBR(固定品質)
  • パフォーマンス: とても遅い

の設定でエンコードしたところ、処理時間はこんな感でした。
 

Xeon X3460 6分02秒
Phenom II X6 1100T  2分29秒


おお、Phenomの圧勝ではないか・・・。

Xeon X3460はCore i7-860と同様、4コア8スレッドの2.800GHz駆動ですが、リアル6コアのPhenom II X6には敵わないようです。


もしこれがSandy Bridgeだったり、6コアのGulftownだったりするとまた話は違うのかもしれませんが、安価に済ませるならPhenom II X6がかなり魅了的に思えます。