iSCSIの謎

FreeBSDベースのNASパッケージ「FreeNAS」は、SambaによるWindowsの共有フォルダの他に、iSCSIにも対応しています。

ところがウチの環境だとVistaのiSCSIイニシエータでFreeNASへ接続しようとしても拒否られてしまい、長らく原因不明のまま放置していました。が、先ほど無事繋げることが出来ました。

繋がらなかった訳は、ここに書くのもはばかられるほど恥ずかしい理由なのですが・・・・、iSCSIターゲットの設定画面で機能を有効にするためのチェックを入れ忘れていたという(苦笑)。

とりあえずここは「変な位置にチェックボックスを配置した開発者が悪い」と責任を転化しておくことにしておきますが、かつてドキュメントが英語のため良く分からないなりに設定したパラメータ自体は合っていたようで、「有効」にチェックを入れただけで動いてくれました。

我が家のFreeNASは全ボリュームをSamba用に使用しているため、後からiSCSI専用のパーティションを切るのも面倒なので、「Extent」の欄で1GBのファイル(名前はextent0)を作成し、「ターゲット」の欄でストレージとしてこのextent0というファイルをiSCSIターゲットとして公開する設定にしていますが、ここで新たな謎にぶち当たってしまいました。

それというのも、このextent0というターゲットに対し複数のVISTAマシンから同時に接続可能なこと自体は不思議ではないのですが、別々のマシンから別々に書き込んでも、なぜか自身のファイルしか見えず、しかも片方のマシンから1GB一杯まで書き込んだにもかかわらず、もう一方のマシンからさらに書き込むことが出来るという・・・。

書き込んだデータは一体どこに保存されているのでしょうか・・・?

 

p.s. どうやら同時に接続してはいけなかった様子。