P67とH67、買うならどっち?

あと12時間ほどでIntelの新プラットフォームSandy Bridgeが発売開始される訳ですが、未だ買うものがきまっておりません・・・。

各ショップの特価品が出揃っていないというのもありますが、今回出る2つのチップセット「P67」と「H67」がこれまた帯に短し襷に長し状態で、どちらにすべきか悩み中です。


それぞれのメリット・デメリットとあげると、

  • CPU内蔵のグラフィック機能が使えるのはH67
  • グラフィック機能が有効でないとGPUがサポートするH.264ハードウェアエンコードが使えない
  • H67はメモリクロックが1066 or 1333Mhzで固定でオーバークロックには不向き?
  • ならばコア倍率可変な2500K or 2600Kを使えばいいかと言うと、H67だと全てのマザーが倍率可変に対応している訳ではない

という感じですが、今回はエンコードマシンのリプレースを視野に入れているため、

  • P67を使ってCPUをオーバークロック=ソフトウェアエンコードでウハウハ
  • H67を使って内蔵GPUを活用=ハードウェアエンコードでウハウハ

のどちらかを選択せねばなりません。


妥協点としては、倍率可変を謳っているASRockマザーがあるので、そちらを選ぶという選択肢もあるのですが、MicroATX狙いの私としては、全てのモデルでPCIex16スロットが1つしかないASRockマザーは避けたいところ。

あとはLucid Hydraを搭載したマザーならP67のくせをして内蔵GPUが有効になるという情報を信じてECSのP67H2-Aを選ぶという手も無きにしもあらずですが、これ、ATXなんですよね・・・。


さて、どうしたものやら。


※2011/1/10追記

「Intel Technology Day in Akiba 2011」で新たに

  • Kなしモデルでも+0.4GHzはオーバークロック可能
  • H67は規定のTurbo Boost倍率以上を設定することが出来ない
  • 内蔵GPUがプライマリになっていればハードウェアエンコード機能が使用可能
  • インテルマザー「P67BG(DP67BGの誤記?)」は起動時間を短縮できる「Hyper Boot機能」が利用可能

という事が判明しました。

何かこのHyper Boostというのはちょっと気になりますね・・・。

これはDP67BGを使ってオーバークロックでソフトウェアエンコード、というのが現実解としてベターな気がしてきました。


※2011/1/17追記

フローチャートを作ってみました