The 韋駄天 PC Mark II
昨年末に「自作PCの祭典2010」向けとして作った自作パソコン「The 韋駄天 PC」が、思った以上に低スコアだったため、構成を変更して再チャレンジしてみることにしました。
外観

マシンスペック
- CPU: Intel Core 2 Quad Q6600
- マザーボード: GIGABYTE GA-73PVM-S2H
- メモリ: Patriot PSD24G800KH PC2-6400-2GBx2
- ビデオカード: ノーブランド Radeon 5450 HD 512MB
- SSD: ANS-9010B×2台(RAID0)、DDR2メモリ 2GB×8枚+4GB×4枚
- 光学ドライブ: OSインストール時のみUSB接続で
- CPUクーラー: Zalman CNPS7000B-Cu
- ケース: DIR-ZMAX-S
- 電源: Seasonic SS-500HT
- ディスプレイ: NANAO FlexScan M1700C-R
- OS: Windows7 Professional(32bit)
目的はあくまでQ6600に最後の花道を用意することなので、CPUは変更なし。
一方でIE9は思った以上にGPUパワーが効いてくるようなので、オンボードのGeForce7100は諦めて、ローエンドながらDirectX11に対応したRadeon HD 5450をチョイス。
あと、体感性能に効いてくるディスク周りも引き続きPhotoFast G-Monster-PROMISE PCIeを、と思ったのですが、GA-73PVM-S2Hの貴重なPCIex16スロットをビデオカードで使ってしまったため、我が家の最終兵器、ANS-9010B×2台構成でさらなるドーピングを図ることに。
そしてベンチマーク結果は以下のとおり。


おおっ、GPU効果が表れた!
ローエンドなRadeon HD 5450がどこまで有効なのかは正直未知数でしたが、オンボード比でフレームレートが2倍に跳ね上がっています。
これまでは「ネット見るだけならオンボードVGAで十分」というのが定石でしたが、そうもその考えは改めなければならないようです。
あと、オンボードVGAをやめた副次的効果として、エクスペリエンスインデックスのメモリのスコアが5.9から7.1へと無視できないほど上昇しています。
Sandy Bridgeだと内蔵VGA性能がかなり向上しているという噂ですが、LGA775プラットフォームの場合、例えローエンドでも外部VGAを載せるメリットは十分ありますね。
最後に、Windows7を使って良かった点ですが、オンボードRAIDを組んだドライブでも簡単にOSがインストール出来るところでしょうか?
Windows XPを使っていた頃はインストールのたびにフロッピーディスクを探し回ったものですが、最近は本当に楽になった・・・。
あとIE9のGPUアクセラレーションは中々侮れません。この為だけにRadeon HD 6970を積むかと言われると疑問ですが、ミドルレンジのビデオカードなら積極的に使うメリットはありそうです。
※2011/01/07追記 WebVizBenchの解像度が間違っていたため再試