HDDの転送速度が300KB/sに劣化(汗

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輪番停電対策で停止させていたメインサーバを起動させたところ、何か妙に動作が鈍い・・・。

CPUの負荷が高いわけでなく、ディスクアクセスが激しいわけでなく、一体何が足を引っ張っているのかさっぱり分からなかったのですが、ネットワークドライブ経由でサーバからファイルをコピーしてみたところ、転送速度が激遅になっていることに気づきました。

大きめのファイルをコピーすると300KB/s、細かいファイルでは150KB/sというあり得ない値が(汗。


よりにもよってサーバでストレージ故障とは・・・。

このマシンはArecaのRAIDカード「ARC-1210」でRAID5を組んでいるので、データの欠損は回避できたようですが、この速度ではファイルのバックアップもままならないので、まずはマシンを再起動してRAIDカードのBIOSでステータスを確認。


イベントログを見たところ、3台あるHDDのうち1台でRead Errorが多発していました。

そして激遅の原因は、その動作の怪しいHDDを復旧させるために、裏でRAIDボリュームのRebuildが実行されていたためでした。

そこで余計な負荷を掛けないRebuildが終わるまで待つこと5時間。

無事完了したのを見届けてからOSを再起動したところ、どうにか普通に操作可能なレベルにまで回復してくれました。


ただそれでも完回復とまではいかず、転送速度は6MB/s程度しか出てくれません。

かつて100MB/sをたたき出していたのと同じ環境とは思えないですね・・・。


取り敢えず重要データだけでもバックアップ用のNASへコピーして、故障したっぽいHDDは予備のものと入れ替えてみようと思いますが、そうするとRebuildにまた5時間かかるのか・・・。