Windows7の起動が本当に遅いのか試してみた
「Windows 7の起動、Vista比で42%遅い」という記事がどうにも納得がいかないので実験してみました。
使用PCはこんな感じ。
- CPU: Intel Core2Duo E8500
- マザー: ASUS P5E3 WS PRO
- メモリ:Patriot Memory PVT33G1600ELK 1GB×3枚
- VGA:玄人志向 GF7600GS-E256HW
- HDD:ANS-9010B(4GB×2枚、2GB×4枚)
これにVista Business SP1 もしくは Windows7 Professional(いずれもx86版)のみをインストールした状態で、PassMark Rebooterを使って再起動にかかる時間を測定してみました。
まずはVista。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | 8回目 | 9回目 | 10回目 |
44秒 | 45秒 | 43秒 | 45秒 | 41秒 | 42秒 | 42秒 | 43秒 | 43秒 | 42秒 |
さすがはANS。最大45秒、最小41秒とまずまずのスコアですね。
お次はWindows7。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | 8回目 | 9回目 | 10回目 |
48秒 | 49秒 | 51秒 | 52秒 | 49秒 | 42秒 | 49秒 | 43秒 | 49秒 | 49秒 |
うぉう、本当に遅い・・・。
「42%遅い」というのは大げさだとしても、一割から二割程度は遅い感じです。
今は専らWindows7ばかり使っていますが、体感的にはVistaよりも遥かに速い印象を受けているので、この結果は意外でした。
もっとも、今回使ったツールは純粋に起動時間を測定するわけではなく、シャットダウンにかった時間も含めているため、必ずしもWindows7の起動が遅い、ということを裏付けた訳ではありませんが、何にせよ件の結果が眉唾だと言い切れないとは・・・。やっぱり意外だ。